ウシガエルが"彼女"だと判明した日

今日は、生物学実習でウシガエルを解剖してきました。

高校時代、生物の先生が
「柄つき針をな、こう首のところからぐりぐりぃっと・・・。」
って、反射をならったときに話してくれてて。
模試なんかの問題でも、反射の中枢の問題によく出てきていました。
そう、「脊髄ガエル」です。

あの時、実際にするなんて考えてなかったっ。

水槽のなか、うごめく黒い影。
用意するもの
　・ウシガエル、別名食用蛙(小)・・・二人で一匹
　・柄つき針・・・一本
　・解剖用はさみ・・・一本

その後の解剖には、もっといろいろ使いましたが。(かえる用のリンガー液とか。)
脳脊髄破壊にいるのは、勇気と気合。

逃げ惑うカエル・・・から逃げ惑う生徒(笑)
響く悲鳴。
「他の子が怖くなるから、悲鳴を上げない！！」
って先生。

左手で、カエルをつかみ・・・首をまげ。
ちょうど曲がった所の、首の皮一枚を解剖用はさみで切る。
そこから、柄つきば・・・・。

やめとく、なんか思い出してきた(泣)

びくびくってなるし、まじめに怖かった。

でも、彼女(卵巣を確認しました)の命は無駄にしません。
感謝してます。(一回床に逃げられたけど)
スケッチには、絵心の欠片も感じられないけど。

命を犠牲にした授業でした。
自分の手で、神経を破壊して、心臓が動いているまま、お腹を開いて。
生き物を殺すのは気持ちのいいものではなかった。
それでも、重要な授業だったと思う。


ありがとうキャサリン、君のことは忘れないよ。
来週も、やるんだよな・・・カエル(泣)